60代のiPhoneは新品と中古どっちがお得?2年・4年の総額で比較

白い新品iPhoneと傷のある中古iPhoneを並べ、60代のiPhone選びで新品と中古のどちらがお得かを問いかける比較画像。

こんにちは。TAKUです。

60代でiPhoneを買い替えるとき、迷いやすいのが「新品をキャリアの返却プログラムで2年ごとに替えるか」「少し古い中古iPhoneを買って、格安SIMで長く使うか」です。

新品は高い。でも、2年後に端末を返却すれば、端末代のすべてを払う必要はありません。

一方、中古は最初にまとまった金額が必要ですが、一度買えば返却する必要はなく、3年、4年と使えます。

では、本当に安いのはどちらなのでしょうか。

今回は、単純な本体価格ではなく、端末代・通信費・返却費用まで含めた2年間と4年間の総額で比較します。

結論を先に言えば、意外にも2年間だけなら新品の返却プログラムはかなり強いです。

ただし、同じiPhoneを3年、4年と使えるなら、中古+格安SIMの安さが効いてきます。

iPhone画面内の分岐路に2年と4年の標識を置き、価格差は新品か中古かより使用年数で変わることを示す画像。
新品か中古かだけでなく、何年使う予定かで総額は大きく変わります。
目次

1. 今回の比較条件

比較条件をそろえるため、60代の一般的な使い方として、電話、LINE、Web検索、地図、写真、動画を少し見る程度を想定します。

新品側は、現在販売されているiPhone 17 256GBを楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」で購入するケースをモデルにします。

2026年9月時点のiPhone 17 256GBは159,800円。通常の48回払いでは月3,329円からで、25カ月目以降に端末を返却すると残りの支払いが不要になります。返却時には3,300円の事務手数料がかかります。

通信はRakuten最強プランの月3GB以内、税込1,078円で計算します。

中古側は、2023年発売のiPhone 15 256GBを使用します。

2026年9月時点で、中古専門店ではiPhone 15 256GBが8万4,800円~9万7,800円程度で販売されています。今回は中間的な価格として9万2,800円で計算します。

通信はIIJmioの音声5GB、月950円。初期費用3,300円とSIM発行手数料約433円も加えます。

比較条件新品+返却中古+格安SIM
iPhoneiPhone 17 256GBiPhone 15 256GB
端末価格の基準159,800円92,800円で試算
端末の使い方約2年で返却所有して2~4年使用
通信楽天 3GB以内IIJmio 5GB
月額通信費1,078円950円
2年後端末を返却そのまま所有
4年使う場合2台目へ乗り換え同じ端末を継続

※価格やキャンペーン、返却条件は変わります。この記事では2026年9月20日時点の条件を使っています。

2. 2年間の総額を比較すると意外な結果になる

まずは2年間です。

新品のiPhone 17を返却プログラムで使う場合、最初の24回分は、

3,329円 × 24回 = 79,896円

です。

ここに返却時の事務手数料3,300円を加えると、端末関係の負担は、

83,196円

となります。

通信費は、

1,078円 × 24カ月 = 25,872円

です。

したがって2年間の合計は、

109,068円

となります。

一方、中古iPhone 15は、本体を92,800円で購入するとします。

IIJmioの通信費は、

950円 × 24カ月 = 22,800円

です。

初期費用など約3,733円を加えると、

92,800円+22,800円+3,733円=119,333円

となります。

2年間の総額新品+返却中古+格安SIM
端末関連83,196円92,800円
通信費25,872円22,800円
初期費用0円で試算約3,733円
2年間合計109,068円119,333円
2年間の総額として新品109,068円と中古119,333円を2台のiPhoneで比較し、新品側を強調した画像。
今回の条件では、2年間の現金支出は新品返却型の方が約1万円少なくなります。

今回の条件では、なんと新品返却型の方が約1万円安くなりました。

「中古の方が絶対に安い」と思っていた人には、少し意外な結果ではないでしょうか。

ただし、ここには大きな違いがあります。

新品側は2年後にiPhoneを返します。

中古側は2年後もiPhone 15が自分のものとして残ります。

中古iPhoneをその時点で売却すれば、実質負担額はさらに下がります。

したがって、現金として2年間にいくら出ていくかでは新品返却が有利でも、資産として端末が残ることまで考えると単純比較はできません。

3. 4年間使うと中古iPhoneが一気に有利になる

次に4年間で考えます。

新品返却型では、2年後に1台目を返し、再び同程度のiPhoneを返却プログラムで購入すると仮定します。

将来のiPhone価格やプログラム条件は分からないため、ここでは「現在と同じ程度の負担が続いた場合」という単純なモデルです。

2年間109,068円なので、

109,068円 × 2回 = 218,136円

となります。

対して中古iPhone 15は、そのまま4年間使います。

通信費は、

950円 × 48カ月 = 45,600円

です。

端末92,800円と初期費用約3,733円を加えると、

142,133円

です。

ただし、中古端末を購入してさらに4年間使う場合、途中でバッテリー交換が必要になる可能性があります。

iPhone 15シリーズのApple正規バッテリー交換は、2026年春時点で15,800円程度が目安です。料金は変更される可能性があるので、交換時にはApple公式で再確認してください。

そこで1回バッテリー交換する前提なら、

142,133円+15,800円=157,933円

です。

4年間の総額新品+2年ごと返却中古を4年使用
端末・返却関連166,392円92,800円
通信費51,744円45,600円
初期費用0円で試算約3,733円
バッテリー交換基本的に想定せず15,800円で試算
4年間合計218,136円157,933円
4年間の総額として新品2回交換218,136円と中古1台継続157,933円を比較し、中古側を強調した画像。
4年間使う前提では、バッテリー交換を含めても中古側の総額が約6万円低い試算です。

差額は約6万円です。

バッテリー交換が必要なかった場合は中古側が約14万2,000円なので、差は7万円以上になります。

4年間使うなら、まず中古iPhone 15の現在価格を確認

中古は在庫や状態によって価格がかなり変わります。

この記事ではiPhone 15 256GBを約9万円台として計算しましたが、購入するときは価格だけでなく、バッテリー状態・保証・ネットワーク利用制限・端末の状態まで確認してください。

iPhone 15 256GBの中古価格を比較する

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4年間使うなら、まず中古iPhone 15の現在価格を確認

中古 iPhone 15 256GB SIMフリー

長く使うなら価格だけでなく、バッテリー状態・保証・ネットワーク利用制限も確認して選びましょう。

※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

つまり、4年間使える中古iPhoneを選べるなら、中古+格安SIMのコストメリットはかなり大きいということです。

4. ただしMNPキャンペーン中は新品が猛烈に安くなることがある

iPhone画面にMNPと24回を示すチケットを描き、乗り換えキャンペーンと返却プログラムで2年間の負担が下がることを表した画像。
MNPキャンペーンが使える時期は、新品の2年間負担が大きく下がる場合があります。

ここがiPhone購入で最も分かりにくいところです。

2026年9月現在、楽天モバイルでは条件を満たして他社から乗り換える場合、iPhone 17 256GBの最初の24回が月999円になるキャンペーンを実施しています。

999円 × 24回なら、端末の支払いはわずか23,976円です。

返却手数料3,300円と2年間の通信費25,872円を足しても、

約53,148円

です。

この条件を使える人なら、最初の2年間については中古iPhoneを買うより新品の方が大幅に安くなる可能性があります。

ただし、これは乗り換えキャンペーンです。

2年後の次回機種変更でも同じ条件が使えるとは限りません。

そのため、「今だけ安い価格」と「4年間続けた場合の価格」は分けて考えることが重要です。

新品iPhoneを2年間使うなら、現在のキャンペーンは一度確認しておきたい

ここまで読んで「2年ごとに新しいiPhoneへ替える方が自分には合っている」と感じた人は、購入前に楽天モバイルの現在価格を確認してみてください。

特に他社から乗り換える場合は、通常の端末価格だけを見て中古と比較すると判断が変わることがあります。

5. バッテリーでは新品が有利。ただしiPhone 15は比較的強い

iPhoneのバッテリー残量80%と15,800円の値札を示し、中古を4年使う場合のバッテリー交換費用を表した画像。
中古を4年間使うなら、途中のバッテリー交換費用も総額に入れて考える必要があります。

中古iPhoneで一番気になるのはバッテリーです。

Appleによると、iPhone 15シリーズのバッテリーは理想的な条件では、フル充電サイクル1,000回後でも本来の容量の80%を維持するよう設計されています。iPhone 14以前は500回が基準だったため、iPhone 15世代は長期使用という意味でも選びやすいモデルです。

ただし中古品の場合、前の所有者がどのように使ったかは分かりません。

同じiPhone 15でも、最大容量95%の個体と82%の個体では、今後使える期間の感覚はかなり違います。

4年間使うことを考えるなら、数千円安いことより、購入時のバッテリー状態を優先した方がいいでしょう。

60代の普段使いなら、処理性能が足りなくなるより先に、バッテリーの持ちが気になる可能性の方が高いからです。

6. OSサポートは中古でも「古すぎなければ」十分狙える

2026年9月現在の最新OSであるiOS 27は、iPhone 15はもちろん、iPhone 11やiPhone SE第2世代まで対応しています。

そのため、2023年発売のiPhone 15を2026年に中古で買うこと自体を「もう古い」と考える必要はありません。

現時点では最新OSに対応しています。

ただしAppleは、個々のiPhoneについて「何年何月まで最新iOSを提供する」と将来の日付を保証しているわけではありません。

したがって、「iPhone 15ならあと何年絶対に使える」と断定することはできません。

4年間使うつもりなら、iPhone 12や13まで価格を下げるより、iPhone 15前後を選ぶ方が、OS・バッテリー・USB-Cなどを含めてバランスが取りやすいと私は考えます。

7. 故障リスクは新品の方が低い

安心感では新品が有利です。

購入履歴が明確で、バッテリーも新品。過去の落下、水濡れ、修理歴を心配する必要もありません。

一方、中古iPhoneは外観がきれいでも、中身まで新品というわけではありません。

ただし、中古だから危険というわけでもありません。

中古専門店では動作確認や保証が用意されているケースがあります。たとえばイオシスでは、中古スマートフォンに保証を設定し、ネットワーク利用制限が発生した場合の保証も案内しています。

60代が中古iPhoneを買うなら、数千円安い個人売買より、バッテリー状態・保証・ネットワーク利用制限・修理歴を確認できる専門店を選ぶ方が安心です。

8. 返却プログラムにも「壊せない」という弱点がある

画面が大きく割れたiPhoneと22,000円の追加費用表示で、返却プログラムの故障費用リスクを示した画像。
返却型は安く使えても、画面割れなどがあると追加費用が発生する場合があります。

新品返却型は故障リスクが低い一方、「どうせ2年後に返すから壊れても大丈夫」という仕組みではありません。

楽天モバイルの買い替え超トクプログラムでは、返却する端末が査定基準を満たさない場合、22,000円などの故障費用が発生する場合があります。

画面割れや大きな損傷を気にしながら使う必要がある点は、返却型の弱点です。

中古を買い切っている場合は、傷が増えても基本的には自分の問題で済みます。

ケースやガラスフィルムを使い、多少の使用感を気にせず長く使う人には、所有型の方が気楽とも言えます。

9. 2年ごとに新品に替えられる安心感は確かにある

お金だけでは決められない部分もあります。

2年ごとに新しいiPhoneへ交換すれば、バッテリーが大きく劣化する前に次の端末へ移れます。

OSサポートの終了を気にする必要もほとんどなく、故障が増えてくる前に端末を替えられます。

これは大きな安心感です。

一方で、60代にとって「機種変更そのものが面倒」というケースもあります。

Apple Account、LINE、銀行アプリ、決済アプリ、認証アプリなどを2年ごとに移行することを考えると、必ずしも頻繁な買い替えが楽とは限りません。

iPhone画面でメッセージや銀行、設定アプリのデータ移行を表し、2年ごとの機種変更や再設定の手間を示す画像。
機種変更のたびに、LINEや銀行アプリ、認証設定などを移す手間も考慮したいところです。

つまり安心には二つあります。

新しい端末を使い続ける安心と、慣れた端末を長く使う安心です。

ここは価格だけでは決められません。

10. 60代なら新品返却が向いている人

2年ごとに新品へ替える方法が合うのは、スマートフォンの故障やバッテリー劣化をできるだけ考えたくない人です。

また、最新機種を使いたい人、2年ごとの機種変更が苦にならない人、強いMNPキャンペーンを利用できる人にも向いています。

「スマホは生活インフラだから、多少お金がかかっても常に新しい状態にしておきたい」という人なら、返却プログラムには十分な価値があります。

特にキャンペーン条件が良い時期は、「新品は高い」という先入観だけで中古を選ばない方がいいでしょう。

11. 中古+格安SIMが向いている人

一方、1台を3~4年使うことに抵抗がなく、毎月の固定費をできるだけ抑えたい人には中古+格安SIMが向いています。

LINE、電話、Web検索、YouTube、写真などが中心なら、数年前のiPhoneでも性能不足を感じにくいからです。

機種変更やデータ移行を何度もしたくない人にもこちらが合います。

購入するときに状態の良い個体を選び、必要になったら一度バッテリーを交換する。

この使い方ができれば、4年間の総額はかなり抑えられます。

2台のiPhoneに新品返却向けと中古長期利用向けの条件をチェック項目で示し、向いている人の違いを比較する画像。
安心して新品を使いたい人と、設定変更を避けて長く安く使いたい人では最適解が変わります。

12. 結論|2年なら新品返却、4年なら中古が見えてくる

横向きのiPhone画面を2年タイプと4年タイプに二分し、利用年数で新品返却か中古長期利用かを選ぶ考え方を示す画像。
結論は、新品か中古かではなく「2年で替えるか、4年使うか」で考えることです。

今回の試算では、通常条件で2年間使う場合、

新品iPhone 17+返却:約10万9,000円

中古iPhone 15+格安SIM:約11万9,000円

となりました。

現金支出だけなら、2年間では新品返却型がほぼ互角、むしろ少し安い結果です。

しかもMNPキャンペーンを利用できれば、新品が圧倒的に安くなるケースさえあります。

ところが4年間では状況が変わります。

新品を2年ごとに交換すると約21万8,000円。

中古iPhone 15を4年間使い、途中でバッテリーを1回交換しても約15万8,000円。

差は約6万円です。

私は、ここが60代のiPhone選びで一番重要なポイントだと思います。

「新品か中古か」ではなく、「2年で替えたいのか、4年使いたいのか」で決める。

2年ごとに新しい端末へ交換する安心感に価値を感じるなら、返却プログラム。

多少古くても、慣れたiPhoneを長く使い、通信費まで含めて固定費を下げたいなら中古+格安SIM。

この考え方なら、広告の「実質○円」に振り回されず、自分に合ったiPhoneを選びやすくなります。

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