こんにちは、大人の生活応援研究所のTAKUです。
「60代でマツダロードスターを買うのは、もう遅いだろうか」。そんなことはありません。私は約35年前、初代ユーノス・ロードスター(NA型)のオーナーでした。真夏の直射日光には参った一方、夜に屋根を開けて星空の下を走った感覚はいまも忘れられません。
だからこそ、憧れだけで話を終わらせたくない。60代で選ぶ基準は年齢そのものではなく、乗り降り・日常の用途・維持費が今の自分に合うかです。現行のND型は私が所有したNA型とは別の世代。ここでは実体験と2026年9月時点のマツダ公式情報を分け、幌・RF、MT・AT、新車・中古車を考えます。
この記事でわかること

1. NA型を所有して知った5つのこと
ここからはカタログの話ではなく、私がかつて所有していたNA型での経験です。現在のND型の走行レビューではありませんが、オープンカーとの付き合い方を考える材料にはなるはずです。
1-1. 真夏のオープンは想像以上に暑い
屋根を開ければ風が気持ちいい。そう思っていた私も、真夏の日差しの強さには参りました。上から直射日光を受けるので、風が入ることと涼しいことは別の話。帽子、日焼け止め、水分補給を軽く考えない方がいいです。
オープン走行を楽しむなら、日差し対策も忘れずに。
これから帽子を選ぶなら、あご紐や首元の日よけが付いたタイプも候補になります。
例えば、サンデーアフタヌーンズの「アドベンチャーハット」。日差し対策を考えた軽量な帽子で、サイズ調整にも対応しています。
ただし、運転中はつばが視界を遮らないことや、風によるばたつきがないことを確認してください。
オープン走行を楽しむなら、日差し対策も忘れずに。
SUNDAY AFTERNOONS
アドベンチャーハット S2A01001
あご紐とネックケープを備えた、日差し対策用の軽量ハット。 オープンドライブや普段のお出かけにも。
※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。
※帽子だけで暑さを防げるわけではありません。真夏は無理に幌を開けず、体調や気温に応じて楽しみましょう。
私は今、オープンにする時間帯を選ぶことも楽しみ方の一部だと思っています。真夏の日中に無理して開け続ける必要はありません。
1-2. 夜の星空は、今も忘れられない
一方で、夜のオープンドライブは格別でした。頭上に星空が広がる感覚は、普通の屋根付きの車では味わえません。目的地へ急ぐだけでなく、走る時間そのものが楽しみになる。私がロードスターを語りたくなる理由は、結局ここにあります。
1-3. 小さな車なのに、案外目立つ
信号待ちでは隣の車や歩行者の視線を感じることがありました。控えめな車体なのに、屋根を開けると存在感がある。私はそれを少しうれしく感じていました。人に見られたいかどうかは好みですが、開放感と同時に周囲の目も入ってくる車です。
1-4. 休日が車中心になることもある
カスタムやドレスアップ、メンテナンスに凝りだすと、休日の多くを愛車に使ってしまう。私もそんな時期がありました。移動の道具以上に、手をかけること自体が趣味になるのです。予算を考えるなら、車両代だけでなく、その後に使いたくなるお金も頭に置いておきたいところです。
1-5. 雪国での運用は別に考える
雪や凍結のある道では、軽いFR車の扱いに神経を使いました。これは私が乗った当時のNA型での経験です。現行ND型の安全装備や挙動を同一視はできませんが、冬季の駐車場所、坂道、通勤ルート、スタッドレスタイヤの準備まで購入前に考えたい。必要なら冬は別の車を使う、という運用も現実的です。
2. 60代で確かめたい乗り降り

NA型に乗っていた頃と今では、私自身の暮らし方も車に求めることも違います。現行ロードスターは全高が低い2人乗り。腰を下ろす位置や降りるときに体を起こす動作は、背の高い車と異なります。ここは昔の思い出でも写真でもなく、実車で確かめたい部分です。
60代といっても体格や柔軟性はそれぞれ。大切なのは、一度座れるかではなく、買い物や通院、旅行でも気負わず乗り降りできるかです。
2-1. 展示車では乗り降りを繰り返す
販売店では、最初にシートの前後位置と背もたれを自分に合わせてから、普段の靴で乗り降りしてみてください。ドアを大きく開けられる展示スペースだけでなく、隣に車がある狭い駐車場を想定すると、より現実的です。
- 座面に腰を下ろし、左右の脚を無理なく車内に入れられるか
- 頭を屋根やフロントガラス周辺にぶつけずに乗り込めるか
- 降りるとき、ドアや車体に無理な力をかけず立ち上がれるか
- ハンドル、シフトレバー、ペダルに自然な姿勢で届くか
- 助手席に乗る家族も、同じように不便を感じないか
これを一度で終わらせず、少し時間を置いて数回試したいところ。腰や膝に不安がある場合は、無理をして試さず、体調も含めて判断してください。
2-2. 試乗では道路と駐車場を見る
ロードスターは視点が低いため、前走車や周囲の交通の見え方も普段の車と異なります。試乗では速さを試すより、交差点での左右確認、車線変更、バック駐車、段差を越えたときの感触を確かめましょう。
長いドライブが目的なら、10分程度の短い試乗だけで結論を出さず、可能なら販売店に走行時間を相談したいところです。疲れ方や肩・腰の収まりは、運転を続けて初めて分かることがあります。
安全装備もグレードやMT・ATによって違います。2026年モデルでは、AT車に誤発進抑制制御が設定され、レーダークルーズコントロールもグレードによって標準・オプションが異なります。「ロードスターなら全部同じ装備」と考えず、見積書で確認してください。詳しくはマツダ公式の安全性能ページを参照できます。
2-3. 一台で生活をまかなえるか
乗車定員は2人。後部座席はありません。夫婦2人の週末ドライブには合っても、家族や友人を乗せる機会、荷物の多い買い出しなどには制約があります。
現行公式掲載のトランク容量は幌車が約130L、RFが約116L(RFのマルチボックス3Lを除く)です。マツダは54×40×20cm程度のキャリーバッグ2個の積載を想定していますが、形の異なるスーツケースや普段の買い物かごが収まるとは限りません。実物を持参して確かめるのが確実です。
積雪や凍結の多い地域で毎日の足にするなら、前述のNA型での経験も踏まえ、除雪状況や坂道、冬季の保管場所まで確認したいところ。スタッドレスタイヤを備えても、路面状況に応じた慎重な運転は欠かせません。
3. 幌とRF、どちらを選ぶ?
幌車は手動ソフトトップの1.5L、RFは電動格納式ハードトップの2.0Lです。ルーフだけの違いではなく、エンジン、重量感、価格、荷室にも差があります。2026年9月時点の日本仕様を比較しました。

| 項目 | ロードスター(幌) | ロードスターRF |
|---|---|---|
| ルーフ | 手動ソフトトップ | 電動格納式ハードトップ |
| エンジン | 1.5Lガソリン | 2.0Lガソリン |
| 変速機 | 6MT/一部グレード6AT | 6MT/一部グレード6AT |
| 全長×全幅 | 3,915×1,735mm | 3,915×1,735mm |
| 全高 | 1,235mm | 1,245mm |
| WLTC燃費 | 16.9~17.3km/L | 15.3~15.9km/L |
| トランク容量 | 約130L | 約116L(別にマルチボックス3L) |
| 税込車両価格 | 295万9,000円~ | 385万円~ |
出典:マツダ公式・ロードスター、同・RF、同・荷室仕様。価格と装備は選択グレードで変わります。
3-1. 幌は操作を実演してもらう
NA型の思い出の中心は、やはり屋根を開けて走る時間。現行の手動幌車は、その開放感と軽快な1.5Lの走りを重視したい人の候補です。ただし開ける際はロック操作、閉める際は幌を前方へ戻して固定する動作が必要。座ったまま扱える構造でも、肩の可動域や手の届き方には個人差があります。
販売店では実際に自分で開閉し、腕や肩に負担がないかを見てください。マツダの取扱説明書では安全な場所に停車して操作するよう案内されており、風の強いときや指の挟み込みにも注意が必要です。無理に片手で扱う必要はありません。
3-2. RFは屋根の操作を軽くできる
RFはスイッチで屋根を動かせるので、手動幌を引き上げる動作が気になる人には比較対象になります。閉じたときの固定ルーフらしい外観が好きな人にも向きます。
一方、RFだから乗り降りが楽になるわけではありません。シートの低さや2人乗りという条件は共通。開放感も幌車とは違い、オープン時にも車体後方のルーフ部分が残ります。また、電動機構は購入後の点検・修理の確認対象にもなります。
3-3. MTかATかは楽しみ方で決める

ギアを自分で選ぶ楽しさを重視するなら6MT。渋滞や日常移動での操作負担を減らしたいなら6ATが候補です。年齢だけでMTを諦める必要も、無理にMTを選ぶ必要もありません。
ただし幌の最廉価グレード「S」は6MTのみ。ATを選ぶなら「S Special Package」など対応グレードから探します。RFは「RF S」でもMTとATの両方を設定しています。MT試乗ではクラッチの踏み切りや渋滞時の操作、AT試乗では変速の自然さとペダル配置を確認したいところです。
2026年改良ではMT車の加速応答改善制御とヒール&トゥアシスト制御、シートヘッドレスト形状の見直し、Apple CarPlay/Android Autoのタッチ操作対応などが発表されました。特別仕様車「PS」も追加されています。ただし、PSはMTのみで、走りの装備を重視した仕様です。日常の快適性を優先するなら装備構成を比べてから決めましょう。2026年6月26日のマツダ公式発表
4. 購入価格と維持費の現実

かつてカスタムやメンテナンスに休日を使った身として、私は購入後の予算を軽く見たくありません。車両本体に加え、年間の税金、燃料、保険、点検、車検、タイヤ、駐車場を含め、趣味を長く楽しめる金額で考えます。
4-1. 2026年モデルの価格
| 仕様の例 | メーカー希望小売価格(税込) | 選ぶ際の見方 |
|---|---|---|
| 幌 S/6MT | 2,959,000円 | 価格を抑えて1.5Lを楽しむ |
| 幌 S Special Package/6MT | 3,146,000円 | 装備も見ながら選ぶ |
| 幌 S Special Package/6AT | 3,267,000円 | 幌車でATを選ぶ入口 |
| 幌 PS/6MT | 3,663,000円 | 専用の走行装備を重視 |
| RF S/6MT | 3,850,000円 | 電動ルーフと2.0Lを選ぶ |
| RF S/6AT | 3,883,000円 | RFをATで楽しむ |
2026年9月28日時点のメーカー希望小売価格。登録諸費用、保険料、税金、オプションなどは別途。特別塗装色は追加料金となる場合があります。マツダ公式グレード比較
幌SとRF Sの入口価格の差は89万1,000円。ただし屋根だけの追加料金ではなく、エンジンや標準装備も異なるため、単純に「RFの屋根は約90万円」とは考えないでください。
4-2. 税金と燃料代はいくら?
2019年10月1日以降に初回新規登録された自家用乗用車の自動車税(種別割)は、1.5Lの幌車が年間30,500円、2.0LのRFが年間36,000円です。
それ以前に初回新規登録された中古車は税率が異なります。また、一定年数を経過した車両には重課が適用される場合があるため、購入前に初回新規登録年月を確認しておきましょう。
出典:総務省|2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります
幌の1.5LもRFの2.0Lも、マツダの取扱説明書では指定燃料が無鉛プレミアム(ハイオク)ガソリンです。中古車も年式に対応する説明書と給油口表示を確認し、レギュラーガソリンの価格を前提に維持費を見積もらないようにしましょう。マツダ電子取扱説明書・指定燃料
燃料費の目安を、年間5,000km走行・ハイオク190円/Lという仮定の単価で計算します。幌MTのWLTC燃費16.9km/Lなら約5万6,000円、RFの15.3km/Lを使った場合は約6万2,000円です。これは公称燃費からの試算であり、給油価格の予測でも実燃費でもありません。短距離走行、渋滞、エアコン使用、寒冷時などで増減します。
| 年間の比較例 | 幌 1.5L | RF 2.0L |
|---|---|---|
| 自動車税(上記登録条件) | 30,500円 | 36,000円 |
| 燃料代(上記試算条件) | 約56,000円 | 約62,000円 |
| 税金+試算燃料代 | 約86,500円 | 約98,000円 |
この表に任意保険、車検・法定点検、オイル・タイヤ等の消耗品、駐車場代、修理費は含まれません。特に任意保険は年齢だけでなく等級・補償内容・運転者範囲・車両保険の有無で違うため、契約条件を決めて見積もる必要があります。
4-3. 年間予算を先に決めておく
例えば「購入後も毎年の維持費にいくら回せるか」を最初に決め、税金・燃料費に加えて、保険・メンテナンス・車検の積立額を記入します。タイヤの交換時期や突然の修理にも備えるため、年間固定費ぎりぎりで契約しないことです。
ローンや残価設定型クレジットを使うなら、月額だけでは比較できません。頭金、ボーナス払い、最終回の支払い・返却条件、金利、支払総額を含めて確認してください。購入後の楽しみを削る支払い方になっては本末転倒です。
5. 新車と中古車、どう買う?
私はかつてNA型ロードスターを所有していました。その経験も踏まえ、今回は60代の購入ガイドとして、契約前に見落としやすい注意点を実用的に絞って紹介します。
新車は仕様や保証を選びやすい一方、中古車なら予算に合わせて幌・RF、MT・ATを比較できます。いずれも車両価格だけでなく、諸費用を含めた総支払額で判断したいところです。
5-1. 中古車は状態と記録で選ぶ
中古車では、走行距離や車両価格だけで決めないことが大切です。私自身のNA型オーナーとしての経験も踏まえ、商談時に確認したいポイントを6つにまとめました。
なお、車両の状態は一台ごとに異なります。判断に迷う箇所は、販売店や整備士に点検を依頼してください。

| 確認箇所 | 現車・書類で見ること |
|---|---|
| ボディと下回り | 傷、色の差、パネルの隙間、サビ、修復歴の説明 |
| 内装と雨水の跡 | シートの傷み、におい、フロアや収納部の湿気・変色 |
| エンジンと駆動系 | 冷却系の点検履歴、異音、オイル漏れ、MTならクラッチの状態 |
| 足回りとタイヤ | 偏摩耗、ひび割れ、異音、ブレーキとサスペンションの点検 |
| 電装と屋根 | エアコン、窓、灯火、幌のシールまたはRFの開閉機構 |
| 記録と契約条件 | 整備記録簿、修復歴、納車整備、保証対象と免責・期間 |
中古車の相場は年式や走行距離、車両の状態によって大きく変わります。古い価格情報を購入予算の基準にせず、気になる車両が見つかったら、見積書と整備内容を比較しましょう。
5-2. 屋根は必ず開閉して確かめる
ソフトトップ車は幌の擦れ・破れ・縫い目・窓周辺のシールや水の侵入跡をチェックします。トランクや室内の湿気、排水部分の管理状況も販売店に確認しましょう。
RFはルーフを実際に何度か開閉し、途中停止や異音、警告表示がないか確かめます。電動屋根の不具合が販売保証の対象になるか、対象外ならどういう費用になるかも購入前に確認します。
年式が古いNA・NB・NCや初期のNDを検討する場合は、交換済み部品と今後必要な整備を明細にしてもらいましょう。特に積雪地で使われた車は下回りを確認。古い車の魅力と、日常の足として不便なく使える状態かは別々に評価します。
マツダの認定U-carは原則1年・走行距離無制限、認定U-carプレミアムは原則2年・走行距離無制限の保証制度があります。ただし保証対象外の部品や条件があり、全ての中古ロードスターが認定対象になるわけではありません。公式の中古車保証案内で条件を確認できます。
5-3. 旧年式と2026年改良車の違い
中古で探す際は「ND型」という呼び名だけで同じ仕様だと考えないでください。年式やグレードによって安全装備や操作系、走行装備が異なります。
2026年改良車には走行制御やヘッドレスト形状などの変更が入っていますが、それだけで状態のよい旧年式を候補から外す必要はありません。実車の乗り心地、保証、価格差を比較し、新しい装備が自分の使用目的に必要かを判断しましょう。2026年新色「ジンクグリーンメタリック」はメーカー発表で10月生産開始予定とされており、商談時には生産・納車時期も要確認です。
5-4. 販売店へ持っていくチェック表
契約前に、以下を実車と見積書で確かめましょう。
- 幌・RF両方で、運転席と助手席の乗り降りを実演したか
- 手動幌の開閉、またはRFの電動ルーフ操作を自分で確認したか
- 希望するMT/ATと必要な安全装備が、そのグレードに付いているか
- 普段の荷物をトランクへ入れられるか
- 試乗で視界、段差、駐車、長時間運転の姿勢を確認したか
- 本体・諸費用・用品・保険を含む乗り出し総額を確認したか
- 中古車なら幌・RF機構、下回り、整備記録、保証範囲を確認したか
5-5. 用品は必要になってから選ぶ
ドライブレコーダーやスマホホルダー、サンシェードは便利ですが、ロードスターの小さな車内では取付位置に注意が必要です。ドラレコは配線経路と視界・エアバッグの妨げにならない位置を、スマホホルダーはダッシュボード形状や操作部との干渉を確認します。サンシェードはフロントガラスの実寸・年式への適合が必要です。
車体を決める前に用品を一式購入する必要はありません。純正オプションとの重複も確認し、納車後に不足を感じた物だけ足すのが、余計なお金を使わない買い方です。
ドライブレコーダーを後付けするなら、まずは取付位置を確認。
ロードスターの限られた車内空間では、カメラ本体の大きさだけでなく、運転席からの視界や配線の取り回しも大切です。
前方録画用の候補として、コムテック「HDR003」があります。GPSやフルHD録画など、基本機能を備えた1カメラモデルです。
なお、本製品はロードスター専用品ではありません。購入前に販売店へ取付位置と車両への適合を相談してください。後方も録画したい場合は、別途2カメラモデルを検討しましょう。
ドライブレコーダーを後付けするなら、まずは取付位置を確認。
COMTEC(コムテック)
ドライブレコーダー HDR003
GPS搭載・フルHD録画対応の前方1カメラモデル。 ロードスターへの取付位置や視界への影響は、購入前に販売店へ確認しましょう。
※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。
※純正ドライブレコーダーを装着する場合、重複購入は不要です。
5-6. マツダロードスターに関するよくある質問(FAQ)
- 60代で初めてスポーツカーを買っても大丈夫ですか?
-
もちろん、60代からロードスターを楽しむことはできます。ただし、購入前には必ず試乗し、低い着座位置からの乗り降り、前後の視界、長時間運転した際の疲れやすさを確認しましょう。
普段の買い物や家族の送迎にも使うなら、2人乗りという条件も考慮が必要です。年齢よりも、今の自分の身体と生活に合っているかどうかで判断したいところです。
- 幌は雨の日に開けてもよいですか?
-
雨天時の開放走行はおすすめしません。車内がぬれるだけでなく、マツダは、ぬれた状態の幌を折りたたむと生地の品質低下やカビの原因になると注意しています。
突然雨が降った場合は、安全な場所に停車して幌を閉め、雨が上がった後も十分に乾いてから開放しましょう。
また、外気温5℃以下での幌の開閉も避けるよう案内されています。
- ATでもオープンカーの楽しさは味わえますか?
-
十分に味わえます。ロードスターの楽しさは、マニュアル操作だけではありません。風やエンジンサウンド、低い着座位置から感じる車との一体感も魅力です。
現行モデルにはAT設定のあるグレードも用意されています。渋滞の多い街乗りや、クラッチ操作の負担を減らしたい人ならATも有力な選択肢。操作する楽しさを重視するならMT、と使い方で選びましょう。
- 中古のRFを選ぶ際、何を見落としやすいですか?
-
特に確認したいのは電動ルーフの動作と排水口です。購入前に販売店立ち会いのもと、安全で平らな場所で開閉し、途中停止や異音、警告表示がないか確認しましょう。
RFの排水口はリアルーフ下側の左右にあり、詰まると室内に水が入るおそれがあります。マツダも定期的な清掃を案内しています。
ルーフ周辺のゴムシール、雨水の侵入跡、修理履歴も併せて確認し、不具合があれば納車前の整備や保証対象を販売店に確認してください。
- 車を買う前に用品もそろえておくべきですか?
-
最初から一式をそろえる必要はありません。納車時の装備を確認してから不足する用品を選び、特に運転席のフロアマットは車種適合と固定方法を確かめてください。
6. TAKUの結論
35年ほど前のNA型で味わったオープンドライブの楽しさは、今も私の中に残っています。
ただ、今の私が選ぶなら、乗り降りや日常生活との相性を実車で確かめ、維持費にも余裕を残せることが条件です。
そこを満たすなら、60代という年齢だけで好きな車を諦める必要はないと思います。
昔の思い出は私のものですが、これから乗る一台は今のあなたのもの。試乗して、日常の延長にあのオープンエアがあると思えたら、その気持ちは大切にしていいと思います。

本記事には、筆者が約35年前に所有していた初代NA型ロードスターの実体験を交えています。現行ND型については、実際の所有・試乗経験ではなく、2026年9月28日時点の公式情報をもとに解説しています。なお、車両価格や装備、納期、税金などは変更される場合があるため、購入時には最新情報をご確認ください。

